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About weedfarmfix

自称、複合音響系アーティスト。

ごく個人的な音響実験からはじまったプロジェクトで、アコースティックサウンドをベースに電子音、環境音が有機的にからんでくるのが主な特徴だが、Max/MSPなどのプログラミングからWaveformスクラッチ、飲んだ勢いの即興アカペラなど、その作風は多岐に渡る。

上記の通り、非常に個人的かつ実験的な音楽なので、ほんのごく一部のコアでマニアな方々だけがひっそりと聴いてくれている、インディーズの中でもさらに「はぐれメタル」なアーティスト。

ここでは、ドーパミンの放出が有り次第随時作品公開予定。なお、作品は全曲ダウンロードフリーだが、これで勝手に商売などしないように。なにかあればご一報くだされ(weedfarm@popstarlabel.com ← @を半角にしる)

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ダメ。あっためちゃ。地球

2001年04月07日

weedfarmfix (1st)

weedfarmfix (1st)
- PlayList -

- Notes -

weedfarmfix(以下 wfx)名義で出した初めてのアルバム。かれこれ7年近く前になろうか。
僕がwfxを名乗りだしたのは大学3年の終わり頃だったと思う。
当時CPJという実験音楽ユニットを組んでいたのだが、自分一人だけならどんな表現が出来るんだろうか?という興味と欲求に駆られてwfxの活動はスタートした。

wfxのコンセプトは単純で、自分の中にある心象風景をどれだけ鮮明に音で描けるか?ということ。
だから僕のwfxでやっていた作業とは、どこかで聴いたようなサウンド、ジャンル、フレーズ、そういったものをシャットダウンして、ただ自分の中からわき上がってくる風景と音を待って形にするということだけだった。
だからやたら時間が掛かった。作るより待つ時間の方が多いのだから。

CPJは僕にとって「衝動の音楽」だと言い切れる。
やりたいこと、思いついたこと、全部短時間で吐き出す。誰も止めるやつなんていないし。
すごく肉体的で俗っぽくて脳内麻薬のドクドク出るようなジャンクでセクシーなサウンド。
もちろん出音がジャンク(ゴミ)というわけじゃない。
体感的にジャンクフードでセクシャルなのだ。

だけどwfxは「禅寺みたいな音楽」
気持ちよくも無いし、お金になるわけでも無い。
そりゃ曲が完成すれば、嬉しいし、我ながら格好良い音楽だと思った。
でも、wfxをやる本当の意義は、世界中のどこのアーティストより唯一無二なサウンドを追い求めることだったと思う。
それはつまり言い換えれば、究極の自己回帰。内省。
そんな「ドMな音楽」がwfxなのかなあと今では思う。


この1stアルバム、weedfarmfixはそのドMワールドへの入り口。
ひとりでも一週間で10曲とか作ってたCPJに比べて、たった3曲作るのに3ヶ月以上掛かった。
もともと内省的な性格ではない上に若干S気味で、鬱やシリアス路線に無縁の僕は「己と向き合う」みたいな作業が異様にキツかった。
でもこの1stの洗礼のおかげで、今や立派なドM(両刀かも)人間になりました。
自分を痛めつけるというのは想像以上に楽しい作業だと二十歳を超えてようやく気付いたんですね。

そう言う意味で、このアルバムは僕にとってすごく思い出深い作品。
技術や知識の問題で出来はイマイチなところもあるけれど「これが自分の音楽だよ」って誰にでも言えるようになれたのはこれが初めてなんじゃないかな。


2008.02.05 weedfarmfix


※ちなみにこのアルバムのアートワークは、今や超売れっ子、東北新社の塚越ディレクター。今僕が餓死してないのも彼のおかげ...マジで足向けて寝られません(笑)

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